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 スポーツ支部は、親会である整形外科リハビリテーション学会の支部として2007年に発足しました。そして、第1回目の勉強会を同年10月18日に開催し、スタートを切りました。

 『親会のコンセプトを伝える』、『スポーツ分野の疾患に対する勉強をする』ということを念頭に置き、機能解剖学・運動学・生理学などの基礎知識の確認と、それを基に普段の臨床やスポーツ現場などで活かせる触診・評価・治療技術の向上を目的に勉強会を開催してきました。一症例一症例を大切に、機能解剖学や運動学、触診技術を基に詳細な評価や考察を行う親会のコンセプトはスポーツ傷害の運動療法を行う上でも必須であり、それらを徹底することでスポーツ選手のニーズに応えることができると考えています。

 そのため、定例会ではスポーツ傷害に重点を置きながら損傷からの回復シリーズ、整形外科的テストシリーズ、滑走障害シリーズなどその年ごとにテーマを決め、触診・レクチャーを行ってきました。また、テクニカルセミナーでは親会の理事を中心とした講師をお招きし、少人数制にすることで講師の手の行き届いたセミナーを開催してきました。

 定例会やセミナーなどに毎回多くの先生方や学生さんにご参加いただき継続してきたことで、2017年10月に支部発足から満10年を迎えることができ、勉強会の回数も90回を越えました。

 

 スポーツ支部発足時は顧問の鵜飼先生を含めわずか4名のスタッフでのスタートであり、発足当初は思うような運営ができない時期もありました。しかし、現在では10名を超えるスタッフが集まり、定例会やセミナーだけでなく整形外科リハビリテーション学会の学術集会の運営やトレーナー活動を抜群のチームワークで進めております。

今後も様々な企画・運営を行い、参加される先生方とも抜群のチームワークを築いていけるような活動を行っていきたいと思っております。今後とも、よろしくお願いいたします。

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